地元で営業を続ける個店にとって、地域の人口や観光客の減少に加え、ドラッグストアや
ホームセンター、コンビニなど量販店やチェーン店の進出は死活問題。奥能登地区の輪島市にも、そうした大型量販店やチェーン店の進出が加速化しています。
そんな状況の中、輪島市門前町では、地域の代表的な観光資源である曹洞宗の古刹・総持寺祖院では、開創700年を迎え、地元門前町商工会では、この『 総持寺祖院開創 700 年 』 イベントを、地元商店活性化の一つの変革のチャンスにしたいということで、私にセミナーの依頼がありました。
そのご依頼に応えるため、このセミナーでは、そうした地域のイベントを一つのきっかけに地域の魅力を再発見し、また地元に密着した個店ならではの「こだわり」を活かした販売力の向上を考え、準備を進めてきました。事前の現地取材も終え、さあいよいよ本番という時になって新型コロナウイルスの感染拡大が続き、急遽不慣れなオンラインでの開催に・・・商工会の担当者もセミナーの参加者も、そして私自身も慣れないオンライン開催に戸惑いながらも、当日を迎えましたが、皆さんのおかげで無事講習会を終えることができ、一つの大きな経験となりました。
門前町の皆さん、商工会の皆さん、本当ににありがとうございました。