新型コロナウイルス感染症は、とくに地域の小規模な商工業者にとって深刻な影響をもたらしています。営業活動が大きく制約されたり、また工事や部品製造の受注が落ち込んだりと、事業者にとってはまさに死活問題。しかもいつ回復するのか、先が全く見えないことが一番の不安なのです。
しかし一方ではこの時期こそ変革の好機であるととらえ、各種の助成金や補助金を活用して、様々な改革に取り組んでいるお店や会社もあります。今回は若々しい意欲にあふれた経営者の集まりである野々市市商工会青年部から依頼され、部員の皆さんを対象とした研修会の講師を務めさせていただきました。
その内容は新型コロナウイルス感染症に対する各種の助成金・補助金制度の解説に加えて、この危機を変化の機会ととらえて新しいチャレンジをしている経営者の事例を紹介するというもの。参加された青年部の皆さんは、感染予防のためのソーシャルディスタンス(距離)を感じさせないほど、熱心にお話を聴いてくださいました。